ヅカ式宝塚鑑賞日記

小並感千本ノック

雪組『ロシアン・ブルー』

ソ連ものって、難しいというか、政治的にデリケートだと思うんですけど、そのデリケートさを逆に「ネタ」として使っていて、危なっかしくセーフにしている、その手法にしびれる憧れるゥ!

 

とはいえやはりこの作品は難しかったのではないか。

政治的・現代史的背景を理解していないとわからない……。

ただしわかっているとめっちゃ面白い。

インテリ好きする作品ばかり創っちゃう大野先生、好きです……///

 

あとこの作品は、テンポがめっちゃ速い印象がある。

ショーが体感5分ってのはよくあると思うんだけど、このお芝居も体感時間かなり短い。

たぶん、真ん中のミズさんが、そのエネルギッシュさとノリの良さで、物語をグイグイ引っ張っているからなのだろうなぁ。

どのスターさんにもそれぞれの持ち味があるけれど、トップスターがパワフルな組の公演は、やはり観ていて痛快。

 

みなこさんの持ち味、スタイルの良さも活かして、上手いこと面白いヒロインにしていた。

 

あぁっこれ新公絶対難しかっただろうな、観てみたい、きんあゆ新公……。

録画あったっけかな……。