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ヅカ式宝塚鑑賞日記

小並感千本ノック

花組『おかしな二人』

やおいだったね……。

というのが観劇後の感想でした。

 

みつるが完璧に受女房だった。

マヤさんのときはそんなんじゃなかったらしい。

つまりその「雰囲気」は、脚本ではなく出演者によって醸されたものだということ。

みつるはリアルな「男らしさ」が過ぎる余り、「ゲイっぽさ」を身につけてしまっているんだと思う……極めた男役の凄さ……(違

 

ストレートプレイのコメディ、小劇場で登場人物は10人未満という、宝塚では実験的な公演で、その「実験」が成功し、再演が決まり、その再演を私が観られたという幸運。

やー、笑った笑った。やおいだということを抜きにしても。

ダーイシの笑いのセンスは劇団の宝の一つだと思っていますよ私は割と本気で。

今回のタカスペでも大活躍だったそうで何よりです(※私は観ていない)。

 

憧れの轟悠氏を生で観られて

「アッ、実在するんだ」

と驚いたのも懐かしい思い出です。

(この後、りじまさ風共×2でだいぶ見慣れることになる)

 

選抜メンバーがまたすごくてねー……。

まりんさん・ふみかさん・さあや・がりんちゃん・ゆきちゃん・カレーちゃん。

ふみかさんが卒業しちゃったら、この中で今花組に残ってるの、ゆきちゃんとカレーちゃんだけか……。

カレーちゃんなんて当時本当、注目されはじめたばっかりの下級生で、アドリブも全然堂に入ってなくて舞台上で理事にダメ出しされるような状態だったのにw、すっかり大スターになられましたなぁ……。

ほんの数年のことなのに、歳月を感じる。ヅカは時間の流れが速いなぁ。

 

しかしそんな中でも変わらぬ、否、ますます輝きを増し年々なぜか若返る轟悠氏な……!

宝塚のスターさんて基本的に卒業すること前提だから

「この方もいつかは……」

って「その日」を覚悟し、楽しい観劇中もどこかに一抹の不安と淋しさを感じなければいけないという、緊張を強いられる趣味なのですが、轟悠氏は立場上、恐らくずっといてくださるので、そういう緊張感抜きで観られて、とても安心感があります……。

 

一度トップスターとなり、男役を一度極めた上で、さらにその先に進んだら、どうなるのか。

轟悠氏による「実験」と「実践」は続きます。

『おかしな二人』でのむちゃくちゃ色っぽいセクシー着替えシーンは、その過程での「成果」の一つの証左だった。

あれは本当に、もう、男も女も超えた「男役」として年月を重ねた氏でないと出せない壮絶な色気があった。コメディシーンだったのにね!!!