ヅカ式宝塚鑑賞日記

小並感千本ノック

星組『日のあたる方へ ―私という名の他者―』

星組はあまりご縁がなくて、この作品も生では観ていないのですが……。

やっぱり小劇場公演はひとりひとりの顔がよく見えていいですねー!
天寿氏は本当に上手いなぁ、とか、みきちぐが歌ってるー! ワー! とか。
わんこ氏はお芝居でもエネルギッシュでスパイシーだなぁ、とかとか。

舞台装置と音楽も、評判通りの素晴らしさで……。
キムシン作品は本当に音楽がいいよねー……。

けど何より目を引くのは、真風氏の成長ぷりかなぁ。
この間『王家〜』での堂々たる二番手っぷりを見たばかりなので。
『日の当たる〜』でもじゅうぶん堂々たる真ん中っぷりだけど、滑舌の良さ、声の深さ、放つ光が段違い。

2年くらい前の公演だから(もうそんなになるのかとびっくり!)、そりゃ男役として成長してて当たり前かもしれないけれど、この時既にここまで高かったレベルを、さらに高いレベルまで持ってきてるのがすごい。伸びしろどんだけあるんですか!

真風氏の成長、ずっと目の前で追いかけてるファンの方は楽しいだろうなー。
てっぺんに上り詰めるときにはどうなってるんだろうね。