花組『メランコリック・ジゴロ』中日劇場
初演の力を思い知った作品でもあるけど、まとえり版を見るとまとえり最高! って気になるからすごいよなーー。
まぁ様も花育ちだから、しっくり来そうだなぁ、と思った。
セットも音楽も振付も、ハッピーさと洒脱さに溢れてるよねぇ。
展開もテンポが良いし、名台詞も多いし。
駅で始まり、カーニバルと共に非日常が訪れ、駅で終わる構成もものすごく好き。
すみ花のティーナがまた白眉なんだよなぁ。
買ったもの返さなきゃいけなくなるシーンでの泣き顔、そうそう、手に入ったと思ったもの手放さなきゃいけない、よりによって身に付けていたアクセサリー類だとなおさらつらいよねぇ……って、自分個人の記憶と精緻に重なる。
その後スタンを宥めたくて媚びるところも切なくて。
宙全ツでは誰が演るんだろ?
真ん中3人はもちろんだけど、この作品、脇役のキャストもウェイト大きいよねぇ。
あとダンスがめっちゃ難しそうで、お稽古大変そう……って心配してる……。
まっつ一花のバロット・ルシル夫妻がちっちゃくて上手くて可愛いのは言わずもがななので特に触れません。