ヅカ式宝塚鑑賞日記

小並感千本ノック

宙組『ファンキー・サンシャイン』

ショーは基本的に耳と目両方で楽しむものだと思うけど、これほど視覚で楽しむべきショーもここ数年では珍しいのでは。
ZUCCA×ZUCAで一躍有名になった「か・ん・じ・て!」の振りは言わずもがな、太陽の神様勢揃いシーンのインパクトも、プラズマダンサーのキレの良さも。

音楽も歌詞も負けず劣らずインパクトがあって、宝塚の懐の広さ本当に畏れ入るな、ってなる。

けどインパクトがあるだけじゃなくて、メロディーも良いし、歌詞も前向きで素晴らしいんだよね。
「太陽は夢と現実を分け隔てなく照らし続ける」
ってのは、ダンロマの「この一瞬を〜」に並ぶ名歌詞だと思ってる。

もちろんダーイシだからコミックの場面の気合もすごいしねw
はじめ「歌劇」で舞台写真見たとき、お天気レポーター=ゆうひさんだってわかんなかった。
トップスターにヒマワリメガネ掛けさせるショーって、この先数十年は出てこないのでは。

いろいろと伝説に残るショーだけど、ショー界の二郎みたいなこの作品を演出家から任せられるゆうひさんて、相当信頼されていて、相当度量が広かったんだろうなってのがわかる。

そういやここ数年、ダーイシのショーって聞いてませんね。
またこういう突拍子も無いのやれば良いのに。
ちぎちゃんとかみっ様とかで……。