ヅカ式宝塚鑑賞日記

小並感千本ノック

花組『ジャンクション24』

20年前の作品なのにクールだな〜、と感じた。
やっぱり90年代ってクールでしたよね。

全員白衣(笑)の総踊りとか、今やってもあんまり違和感ない演出だと思うんだけど……。
いや白衣には違和感あるだろうけど、90年代に考え出された演出には見えなそうっていうか……。
コンタカの刷り込みかな?w

カナメさん、ヤンさん、ソルさんというダンスの名手(それも皆クール系、カッコいい系のダンス)が揃っていて、その人たちを想定して描かれたショーなんだな〜と感じる。
ソルさんがめっちゃ若くて美形で2人きりの場面任されてて、思わず後ろに飛び退きました。
私が宝塚好きになったときにはもうベテランで専科で、踊ることとか全く無くなってたので、ダンサーとしてのソルさんを惜しむベテランファンの方が多い理由がやっとわかりました。

草野ショーなので難易度高い場面はあるんだけどね!
けどこの頃の草野先生作品、難易度が高いっていってもそこまで高くないというか……。
まだ形而下的な感じ。コミックの場面として描かれてるし。
ONE辺りからなのかな? テーマが形而上的になっちゃって、本気で解釈できん! てなるのは。
お歳を重ねられるとそのようになっていくのでしょうか……。
大劇場作品って、本当にシンプル、わかりやすさが求められてしまう、ある意味でシビアな世界なのだなぁ……。