ヅカ式宝塚鑑賞日記

小並感千本ノック

月組『ノバ・ボサ・ノバ』新人公演

伝説の新人公演つながりというところで……。

んもーーー、すごい。
圧倒された。
本公演って言われても信じる。
きりやんすっげぇ。
化粧もきれいだし、歌も踊りも何もかもできあがってる。
初舞台生がいて大人数なのも、本公演と見まがう原因かな。

ショーって本当に宝塚のスターとしての技量が試されるというか、一人で場面を持たせたり、大人数の中で自分に目を向けさせる力が求められると思うんですね。
で、それができるのがトップスターなのだと思っているのですが、きりやん、できてる。
このとき、もう、できてる。新人公演で、できてる。なんてこったい。

タニさんも化粧がきれいで、見た目完成してて、本当に美しい方だなぁと……。
苦悶の演技めっちゃ素晴らしいですね。

あー様は本当に美しく本当にお可愛らしく本当に品がある。
このときは誰も研20くらいまで残って副組長まで務め上げるなんて思ってなかったろうな……。
しかも卒業するその日までこのお美しさお可愛らしさを向上させていったからな……。

メール夫人、めっちゃきれいでめっちゃ色っぽいけどこのゴツさと鼻は越リュウだなって思ったら当たってました。
可愛かったしきれいだったよ、誰よりもデカくてゴツかったけど……。

なんでスカステで放送したの大劇場なんだろうって思ったら、ちえさんがドアボーイやった伝説の公演だからなんですね。(東京公演は別の人になる)
化粧が全然できあがってない時代のちえさんで、名前出るまで誰だかわかんなかったんだけど、太ももは既に完成されていました。
きりやんとドアボーイちえさんが2人で踊るところ、しびれた。

ノバボサ自体初めて見たのですが、楽しくかつ情感的な場面もあり、飽きずに最後までガーッと観られる公演ですね。
鴨川先生はこんな何十年後でも再演されてるって知ったらどう思うかなぁ。
喜びつつも「新作作りなさいww」とか思ったりするかなぁ。