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ヅカ式宝塚鑑賞日記

小並感千本ノック

雪組『ブルボンの封印』

原作も1〜2回読んでいるはずなんだけれど、いまいち印象に残らなくて、ひどいことに読んだことすら忘れていた。
ルイ14世ふたご説の話でしたね。
奇しくも? 同じ雪組の『仮面の男』と同じ題材ですね。

太田先生演出作品ってたぶん初めてちゃんと見ます。
音楽がものものしくって、オープニングがきらびやかで様式的で、
「あかんこれは植G路線か!?」
と思ったのですが、中身の演出は自然で現代的でした。
宝塚的な美しさと現代的な自然さを兼ね備えた、いちばん丁度いい演出では。
えりたんも送られなかった手紙でめっちゃ絞られたって言ってたもんなぁ。

一路さんが一人二役で大変そうw
舞台作品で双子ものやるって大変ですよね。
宝塚も、双子揃って同期入団しても配属は別の組だもんなぁ。
まぁ、1つの組に同じ顔のスターがいても紛らわしいしなぁww
タカスペのらんれいピーナッツは幸運だったよなぁ。

そして私、知らずに見てて最後まで気づかなかったんですが、このときのトップ娘役って紫ともさんだったのか!!!
だからマノンの方が目立ってたのかー!!!
マリエールよりマノンの方が紫さんのニンに合ってるからってこと???
すごいね、原作マリエールが主人公なのにwwww すごい大胆なアレンジ。

おハナ様がまだ初々しくって、本当に「娘」っていう感じ。
線が丸ペンで描かれてるよね、すごく繊細で耽美的な絵画みたいなルックス。
あの見た目の人物が実在するんだから、宝塚ってやっぱりすごい。
作品全体も含めて、原作ファンにとっては「カラーだとこんな感じなんだ!」だったんじゃないかな。
ヒロインなのに出番少ないなーと思ってたら、上記のような理由によるものでした……。

めっちゃ可愛い男役さん出てきたと思ったらタータンだった。

イシさん、京三紗さん、ナガさん、美穂姐さん、五峰さんといった、今でも現役で活躍されてる方々が、今よりいくらか若々しい姿で舞台上に現れるものだから、時空が歪むw
あと初演エリザでゾフィーを演じた朱未知留さんが大活躍で、町の娘・貴族の娘2役でかな〜り長いソロを歌われていました。
初演エリザファンが見ても面白いかもしれない。

作品全体としては、残念ながら、原作のインパクトの無さが忠実に引き継がれてしまった感じ。
やっぱりマリエールの物語だしな……。
宝塚は少女漫画、って言われ方よくするけれど、少女漫画の主役ってたいてい女の子で、宝塚の主役って基本的に男役スターだから、いざ宝塚化するってなると結構難しいよね!