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ヅカ式宝塚鑑賞日記

小並感千本ノック

月組『バラの国の王子』

ええやんディズニーの『美女と野獣』のミュージカル化で……。
と思わなくもないが、もちろん版権とかいろいろあったのだろう……。

正直話がシンプルすぎて、1時間半を埋めきれていない印象。
それで合間合間を必然性の低い家臣コーラスで埋めているような……。
しかしキムシンなので音楽いいです、耳に残ります。

そしてあらゆる難癖を吹き飛ばすのはきりやんの着ぐるみであろう。
かつてあんなに長時間、舞台上で着ぐるみを着たトップスターがいただろうか。
彼女はお披露目公演のスカピンでもせむしの老人、ダンロマでもノートルダムのせむし男を演じる、身体拘束されすぎジェンヌなんだが、見る限り拘束率はこの野獣の着ぐるみが最高。
たぶん、世界一美しい「醜い野獣」だと思うw

周りの配役も濃くて、あー様の清き仙女は彼女のベスト当たり役だと思っている。
姫役者のままベテランになった彼女ならではのお役。
そしてマギーさんの長女。
ただの白人美女である……ただし声はデカい

たぶん、かなり実験的な作品で、実験的ゆえに完全な成功とは言いがたいと私は思うのだけど、こういう実験的な演目も必要だよなぁ、などと生意気ではあるが、思う。

新公のあきさや・ゆめちゃんコンビも気になってきた。