花組『ラ・ノーバ!』
村上信夫先生のショーって初めて見るかも……?
後にPになったんだよね。
新しい星が生まれた~って、宙ファンタジスタみたいなカツラ(というか大介先生がこのショーを真似してるんだと思うけど)でSFチックに始まるんだけど、中身はラテンショー。
(CONGA!!の海賊の場面はこのショーの海賊の場面のオマージュなんだっけ……?)
地球上の、ラテン文化がある各所を音楽で巡る構成。
ただしフィナーレはまたSFに戻るw
SFパート必要だったんかな……? 当時そういう流行があったのだろうか…………???(⌒▽⌒)
中身(ラテンの部分)はとても楽しいです。
リベルタンゴに歌詞を載せてヤンミキみはるの三角関係(みはるを取り合うのであってヤンさんをミキみはるが取り合うのではない、念のため)が描かれる「血の舞踏」が中でも圧巻。
ヤン様は昏い情念を漂わせているので「君は僕の命」みたいな思いつめた感じの歌詞が似合いますね。
ロケットの曲がクンバンチェロなのも贅沢。
リベルタンゴとクンバンチェロが一つのショーで聴けるってだけで豪華さを感じるのですが、それを可愛い下級生たちのロケットで、ってのがまた趣向を凝らした感じですね。
(らんじゅさんのイメージが強すぎて……w)
黒燕尾がショパン「革命」のラテンアレンジだったのかな? あのアレンジ好きだ~
それにしてもミキさんの女装はゴツかった。
言っちゃあなんだが、柴田亜美作品っぽかった(伝われ)
ずんこさん、マミさん、ガイチさんといった後の大スターが中堅~下級生で出ているのも感慨。
これ、メラコリと二本立てのショーだったんですね。
マミさんが既に銀橋渡り任されてて、アイドルみたいにキラキラしていて、さっすがーと思いました。