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ヅカ式宝塚鑑賞日記

小並感千本ノック

雪組『ラヴィール』

オッ、中村B先生いよいよご自分の「色」が出てきましたね~! とニヤニヤしてしまう初期作。

OPとプロローグはパリ・レビュースタイルなんだけど、中身はV系ロックあり、ジャズあり、ラテンあり、ロックンロールありで、だんだん「速いやつ」になってきつつあるwww

二番手中心のナイトクラブのシーンもあるよ! この頃からやってたんだね!!?!

1場面1場面のインパクトが強すぎて、1つの作品として全体のまとまりを欠いている印象はあるけれど、まぁこの辺からだんだん「パリしばり」とかのジャンルしばりではなくテーマしばりのショーに軸足を置きはじめたんだろうなぁ。

 

そしてこれ、イシグンタータンという、私的にものすごく贅沢でありがたい組み合わせなのだよな。

しかも下にはとうこさんやかしげさんもいるっていうな……最高か……雪組最高か……。

 

イシさんって薔薇収集家とか夢の王国とか、耽美系が本領の方だとは思うんですけども、ラテンでオラオラ暑苦しくしたり、パリ・レビューで軽やかな幸福を描いたりするのもとても素敵なんですよね。

イシさんの多面的な魅力、デザインカットされたダイヤモンドをくるくる回して眺めるような気分になれる作品でした。

 

白眉なのはエジプトのシーンかな……。

中東ファンタジー系のお衣装着たグン様がV系ロックみたいな曲をバックにX JAPANみたいな格好のイシさんと恋に落ちるんだけど、イシさんが完全にX JAPAN通り越して天野喜孝絵になっちゃってるのwwwwwwww

横にいるグン様もグイン・サーガみたいな格好だから、完全に天野喜孝絵wwwwwwwww

 

どピンク総スパンのお衣装でロックンロールを歌って踊るタータン氏も見ごたえあります。

イシグン安定感あるし、タータンは言わずと知れた歌の女王なので、観ていてとても安心感があり集中できたのも良かったな。

 

スタッフロールも面白かった。

この頃は装置・関谷先生が現役だったんだなぁとか、大介先生が演出助手だったのかとか、製作(P ってことですね)に元演出家の村上信夫先生の名前が載っていたり。