宙組『HOT EYES!!』
2つとも良い意味で軽さがあって、リピりやすい。
このところ「重い芝居に激しいショー」って組み合わせが続いてたから……。
どれも良い作品だったけど、宝塚が目指した「大衆娯楽」として気軽に楽しんで軽率にリピれる点では、今回の宙組公演がピカイチだと思う。
OPはエキサイター思い出したな。
赤黒だからとかタンゴだからとかってだけじゃなくてww、大介先生が好き勝手やってる感じが！
まぁみりまかだけじゃなくて、愛ちゃんや若手の皆さんにも見せ場やセンターになる場面が多くて良かった。
どピンク総スパンのタコ足でまぁまかを誘惑し、自分をめぐって競い合わせるうらら様サイコーすぎか！！！
悪魔的ですらある美しさで、まかぜが骨抜きにされる説得力すごかった。
懐メロメドレーも良いですねぇ〜。
どストレートの世代はもちろん、若い観客の方も、興味を持てたのでは。
キッスは目にしてのうらら様がまた可愛くて！！！
前髪ぱっつんウイッグでウインクばしばし飛ばしてて、もうなんか……思い残すことは無い気分……。
まかぜさんは虎になったりジャガーになったり忙しそうでしたが、どのお衣装も似合っていて素敵でしたね。
本当にカッコいい男役さんになられた……。
みりおんの女海賊？ すごくチャーミングだった。
ああいう感じで、古い少女漫画やってほしいな。
まぁみりは少女漫画合う気がする。
まぁ様のソロダンスは神秘的で神々しくて、一人で空間を埋め尽くしていて、本当に大きなスターさんになられたのだなぁ……と感慨。
お披露目で王家みたいな大作やったのが生きてるのかな。
そう考えると一本ものも悪くはない……のか？
3組デュエダンの娘役お衣装、脚がスケスケでセクスィーでしたね〜。
「教育に悪い！！！」
と思いながらガン見しましたけど！
全編大階段出っ放しは思い切りましたね、
「こう使うのか！」
と見ていて楽しかったです。
大介先生にはこれからも、ご自身楽しみながら、宝塚の伝統である「アヴァンギャルド」を守り受け継いでいただきたい。
