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ヅカ式宝塚鑑賞日記

小並感千本ノック

星組『プラハの春』

たーあきは結成までのドラマを知ってるから、2人が並んでるのを見るだけでうるうる来ちゃうんだけどな……。

そこにさらに「モルダウ」重ねられちゃったりしたら、もう泣くしかないやろ??

しかも「モルダウ」、2人の愛のテーマとして、恋に落ちるシーンとか死別のシーンでアレンジを変えて何度も使われるしね……?

 

1968年、自由化運動「プラハの春」真っ盛りのチェコスロバキアプラハを舞台に、「プラハの春」のように刹那の季節燃え上がった、日本人外交官と、美しいドイツ人女性反体制活動家の、恋の物語。

政治ネタ・近現代史ネタを扱った作品って、どうしても前提知識が求められて小難しくなっちゃうし、エピソードが足早になりがちなんだけれど、この作品はきちんと台詞から、当時の情勢が読み取れるような脚本になっているし、軸足がロマンスからぶれていないので見ててストレスが無い。

ありがとう谷先生。

 

そしてこれが大劇場お披露目とは思えない、たーあきの完成度ですよ……!

(既に東宝で『花の業平』をやってたので、本公演お披露目という訳ではないんだけれど、しかし就任からさほど経ってなかったことには変わりはない)

 

やっぱりベテランコンビは良いなァ~~~……。

渚あき氏も既婚者役がよく似合ってるよ……しっとりして艶があるよね……。

んでまたタータンのどっしりした頼りがいのある風格と、カテリーナへの想いで一喜一憂してるのがよく伝わる芝居の細かさね!

歌唱力の高さは言わずもがなだ……素晴らしい……ブラボー……おぉブラボー……。

 

とうこさん演じる学生運動家・ヤンも、鮮烈で印象的。

私、若さで突き進むとうこさんって見たことなかったから新鮮だった……。

殺気放つ鋭い持ち味が活きて、熱したナイフのような若者だった……。

最後、今で言う自爆テロしちゃうってのがまた……。

 

フス中佐も怪演。

宝塚であのテのサイコキラーの演技する人って初めて見た。

いま再演したらマギーさんに来るんだろうな……(ぼそっ)