読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

ヅカ式宝塚鑑賞日記

小並感千本ノック

雪組『ソルフェリーノの夜明け』

私の行ってた小学校、日本赤十字社との提携? みたいなことをしている学校で、全校集会みたいな形式でアンリ・デュナンの生涯とか教わったんですよ。

小学校出てからはついぞそのお名前を拝見することはなかったんですが、まさかの宝塚作品のタイトルで再会できるとはw

 

血と泥にまみれた看護服と白衣と軍服ってイメージがある作品だから、風共みたいなOPが始まってびっくりしました。しかもこのOPのイメージ、回収されないしな……。

これは必要だったんでしょうか。宝塚的にはずせなかったんでしょうか。

むしろ作・演出担当が植爺である必要はあったんでしょうか。

正塚先生とかで良かったんじゃないでしょうか(軽率に贔屓するよ!)。

あと「十字を赤く染める」ってそういう意味じゃないってわかってるけど、どうしても視覚的に不吉なイメージ思い浮かべちゃうよ!?

 

まぁいつも通り……アレな脚本をゴリッと出演者の実力でねじ伏せてる系のやつでした!

ミズさん・ハマコさん・づっくん等、ナチュラル芝居が上手いメンバーが揃ってるっていうのもありますが、マヤさんもナチュラル芝居だったので、この作品の演出はあんまり歌舞伎歌舞伎してなかったのかもしれません。

 

脚本は相変わらず、台詞は長いわ各場面は長いわちょいちょい気になるアレはあるわで、まぁ、いつも通りですが……。

なんかもう植爺作品で「少しも早く」出てくると笑っちゃうね……とか、「悲惨な惨状」って「白い白馬」みたいな言い回しだね? とか。

今回の「釈迦に説法」案件は「鰯の頭も信心からだもの☆」ですな。

マントヴァに負傷者を連れて行くって決めた後、シスターたちと長々した問答があって、グズグズしゃべってねーで早くマントヴァ行けよ!!! って思ったりね。

今回も立ち聞き・のぞき見率が高くて「なんであんたそれ知ってんだ」ってツッコむやつもね。

 

終わり方も……尺が足りなかったのかな? ってなる、中途半端な終わり方。

それなら途中のタラタラした会話をカットして、印象的で輝かしい終わりなり、~こうして赤十字社が設立されました~なり、OPのイメージを踏襲したフィナーレなりを入れるべきだったのでは……???

 

ミズさんはエネルギッシュな人なので、こうして新しい旗を振って皆を率いる役は合うなぁとも思いました。

ハマり役という点では、ミズさんの主演作の中でもかなり上位に入ると思います。

それだけになおさら、「その後」がきちんと描かれなかったことが悔やまれる。

 

しかし国の違いを越えて、皆でアヴェ・マリア歌うところはちょっと感動してしまった。

歌い出しがゆきえってのがまた良かったんだな。

リアルに鳥肌立つほど上手い。

 

みなこ氏のロマンスの相手がミズさんじゃなくてゆみこさんだったことは、まぁ良いです

 

余談ですが、ナガさんのシスターがきれいで見違えました。