ヅカ式宝塚鑑賞日記

小並感千本ノック

花組『ザ・ビューティーズ!』

蛍光色を多用していない頃の中村B先生作品w

主題歌があまりにも有名で、観たことないけど曲だけ知ってた。

ので、初めて観るのにOPで懐かしい気持ちにw

 

幕開きをトップ娘役が務めるってのが嬉しいですね。

トップ娘役を重用してくださるのも、中村B先生の好きなところです。

 

みどりんは自我をしっかり持っていて、美しいだけでなくカッコいい娘役さんだなぁ。

宝塚の娘役らしいかといえば、違うのかもしれないけれど。

 

タモさん、チャーリーさん、伊織直加さんと、タイトルの通り美形が次々出てくるのでゼロ年代の宝塚&花組すぎょい、と唸りました。

おまけに脇にはオサさんが控えてるからね……。

ミズさんセンターで若手時代のゆみまゆたちが銀橋でキザる、みたいな場面もあり、上も下も美味しい構成は流石だなぁと。

 

キラキラしたオープニングからクールな大人のクラブを舞台にした第2幕、って構成はこの頃既に出来てたんだな……w

いやしかし、このテの場面はどのショーでどなたがやってもカッコいいですよ、やっぱり。

SR→マイドリはどっちも雪組で、どっちもちぎちゃんで、しかもSRに至っては中日でも再演してたから、「またかww」みたいになったんだと思うけど。

 

その後まったりするかと思いきや、さらにダンサブルな場面が続いたのにはびっくりしました。

メリハリのハリがずっと続く感じ?

 

ロックとラテンの使い方が、今に通じる「中村Bスタイル」で、ずっと明るく楽しいノリノリが続く。

た、楽しい……!

 

特にロケットはベーシックかつ華やかで幸せが詰まっているな~ってなれますね。

ロケットボーイも必ず置かれるし。

そう、ザ・ビューティーズって観たことないけどやたら題名目にするんだよなって思ったら、マギーさんたち86期の初舞台でしたね…………。

スカステ画質で顔よく見えなかったけど、やたら濃くて口角キュッて上がった顔の子が前の方にいたからたぶんあれがマギーさんだろう。

今でもマギーさんを重用してくださる中村B先生は、マギーさんの初舞台も手がけていたんだな。胸が熱いな。

 

この頃は蛍光色少ないよな~って思って観てたんですが、黄色とオレンジとか、強めの色彩は使われはじめていて、「あっww」となりました。

中村B先生は、明度と彩度は合わせるけど、色相は揃えないんだよなwww