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ヅカ式宝塚鑑賞日記

小並感千本ノック

月組『BLUE・MOON・BLUE』

面白かったーーーー!!!!!!!!!!!
面白いって、9割9分「wwwwwwwwwwwwwwww」の面白い、だけどね!
けど私、公演映像で初めて「このショー終わっちゃうのさみしい」って思った。
見果てぬ夢、届かぬ恋、全ては蜃気楼、どこまでも追いかけていくのさ……宝塚のことじゃねーか!!!

とりあえずオープニング、のっけからトップスター様が迷彩服で銀橋に倒れてて、えぇっ!!? ってなった。
曲もハードめのロックだし。
これは……本当に大劇場で行われた本公演なのか!?

その衝撃冷めやらぬうちに、全身真紅で同じ色の羽根を背負って、ガッツリ脚出した檀さまが出てくるじゃん!?
しかも苦しむマミさんを助けるわけでもなく、後ろでユラユラしてるじゃん!?
笑うしかないよね!!? 開始2分で笑いすぎてナミダ出ました。

んで、間髪をいれず顔色の悪いリカさんが出てきて、長い脚がめっちゃ映えるけどめっちゃ不思議なおどり踊るでしょ?
もう、全てが唐突で、全てが突き抜けているのだ。
サイトーヨシマサ、大劇場デビュー作、あっぱれすぎる。
初めての大劇場をものともしない、盛りすぎっぷり。
そしてその盛りすぎ感が、15年を経てもなお衰えることなく維持されていること。
すごい。サイトーヨシマサ、すごい演出家だ。

衝撃的なシーンはほぼ全て。枚挙にいとまが無いので箇条書き。
・なぜかインドとかモンゴルとか必然性の低いエキゾチシズム
・路線娘役4人のウサミミ
・その後ろをゴンドラに載ってめっちゃかっこいい脚上げポーズして通りすぎていくリカさん
・なかなか歌わない檀さま
・惜しげなく披露される檀さまのナマ腹
・リカ檀以外全員アフロ
・檀さまが高速セリ下がりで消え紅い花になってしまう
・突如始まるロックコンサート
・きりやんのアイドル化
ばいきんまんをヅカ化したみたいな頭のリカさん
・ひとり正塚作品の主人公みたいになってるタニさん
・またしても軍服で倒れているトップスター様
・なかなか絡まないトップコンビ
・1場面とっくに終わったと思ってたらまた出てきて撃ち殺されちゃう軍服タニさん
・砂漠のシーンの蛍光黄緑カツラ
(砂漠のシーンは場面の美しさと曲の前向きさと振付の明るさでうるっと来そうになりましたが、カツラの色に気づいて真顔に戻りました)
・フィナーレでまた出てくるウサミミ
・もはやロケットの子たちがお尻の紅い羽根フリフリさせてるだけで面白い
・もはやマミさんがユラユラ横揺れしながらセリ上がってくるのも面白い
・結局フィナーレでも顔色の悪いリカさん
・カッコいいはずの男役群舞がなぜか面白い

あーーーー楽しかった……。
大好きって言う人が多いの納得したわ……。
みりたんとかだいもんがこれ大好きでこれ見て入団を決意したというから、サイトーくんは文化功労賞モノなのでは?

あと衣装担当が今をときめくジュンアリムラだったのね。
それで面白いお衣装ばかりだったのかと納得。
たぶんこの頃って任田先生がメインで、有村先生若手の扱いよね?
すごく賢明な選択だなぁ、サイトー先生。