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ヅカ式宝塚鑑賞日記

小並感千本ノック

宙組『うたかたの恋』てるみり全ツ

てるみりはトップコンビなのに相手役同士じゃないお芝居が多くて、てるみりファンが哀しむのに心を痛めたものだけど、贔屓コンビでこの公演が観られたトップコンビファンは、勝ち組と言って良いと思う。

だってさー、狼さんと追いかけっこしてキャー! 捕まえた! ですよ!?
どんだけリア充爆殺すれば良いんだよ!!!
かなり昔の作品ですけど、これを超えるこっぱずかしいラブシーンは、なかなか、宝塚100年の歴史の中でも、なかなかなかなか無いと思う。

人間関係がドロドロした王宮内を描いていて、だからこそルドルフとマリーの関係が美しく輝くんだよね。
2人の関係は清くも正しくもないけれど、タカラヅカの清さ正しさによって、美しさが純度を高めるのだ。
柴田先生はそのことをよくご理解だったのだなぁ。
今の演出家の先生たちも、もっと濃厚な、タブーに満ち満ちたのをいろいろやっちゃって良いと思うんだけどな!
春の雪とか、月雲の皇子とか、良かったじゃん!!

白軍服を着て生まれたようなかなめさんと、ちっちゃいみりおん、美しく可愛かったにゃー。
怖い顔してますます美貌が輝くうらら様と、「ぜんぜん陰になってない」濃厚なともちんのフィナーレカゲコも良かった。

惜しむらくは、中村A先生演出だと、やっぱり何かどこかピントがボケてしまうのだよなぁ。
正塚ー田渕ラインじゃダメなんですかね……。

あとやっぱりこの作品はかしるいでもやるべきだったし、かしるいにあの仕打ちをした当時の劇団幹部赦すまじ