ヅカ式宝塚鑑賞日記

小並感千本ノック

『宝塚 雪・月・花』ベルリン公演

酒井先生のショーだったんですね……!

酒井先生の日本モノ見るの初めてだわ。

なんと上品で情緒に富んで繊細で美しい……。

やたらゴテゴテコテコテしてる某日本モノショーの定番の方とは大違いだわ……ww

 

勇壮な和太鼓と獅子舞から始まり、日本の四季折々を描いた構成。

新春から春夏秋冬と来て、最後にまた春で季節が巡りめでたく華やかに終わるのも素敵な構成ですね。

春パートの桜も夏パートの夏祭り? も秋パートの紅葉狩りも素晴らしいけど、冬パートがいちばん好きかな……。

銀の扇を細かく揺らして、雪がしんしん降る様子を描写してるのがとても優雅で巧み。

そこに白い着物で出てくるミエコ先生が、鳥(鷺らしい)の擬人化というのもニクい。

 

5組の選抜メンバーが出ているので、ちょっとしたタカスペ感もある。

日本モノでの舞台姿を初めて拝見するジェンヌさんもたくさん。

リカさんもそうだし、まひるちゃんもだな。

まぁみんな揃って美しいこと……!

 

やっぱタカラジェンヌって美女揃い、顔立ちが整った方揃いだから、日本モノのお化粧で揃えるとみんなお人形みたいになるな。

中でもきりやんの五月人形感と、かしげ氏の貴公子っぷりが際立ってるなぁ。

女装かしげ氏、まじ歌舞伎の女形みたいで、梨園の妻になったのもむべなるかな……と合点した。

 

娘役さんが活躍する場面が多いのも酒井先生作品の良いところですね……。

下級生時代のまゆえりみわみちちえ一花も出ているらしいのだが、流石に判別はできなかった……。

スターばっかり。下級生でも路線みんな放り込んでる感じだな、すごいな!