星組『Etoile de TAKARAZUKA』台湾
ちえさんは劇団のためによく働いてくれたよなぁ……。
と、OPを見ててじんわり感じた。
ねねちゃんがあのピンクのふわふわのお衣装で歌うところでは、作品に込められた宝塚への愛を感じて泣いてしまった。
あとOP、台湾版だとどいちゃんのソロセンターあったんですね……。
ありがとう大介先生、ありがとう劇団さん……。
本当に美丈夫だよなどいちゃん……。
大好きだったんです。
お手紙書いたりとかお茶会行ったりとかしとけば良かったな。
いきなり大階段で黒燕尾ってのは良いですね。
大介先生が、こういう変則的な構成に挑戦してるの見ると
「オッ、いいぞいいぞ!」
ってなる。
是非ともね、宝塚の伝統である「アヴァンギャルド」を守り継いでほしいですね。
日本での大劇場公演も実は未見で、スカステのCMとかでところどころを見ているだけなので、
「おぉ、これがあの伝説の名場面!」
みたいになりながら見ました。
おひつじ座は、想像を上回る可愛さ&ちえねねっぷりだった。
あれを臆せずやるねねちゃん&臆せずやらせる大介先生、2人共に敬意を覚える。
おうし座のしーらんはトバしてたな~(ウインクを)。
しーらんの武器である、甘いソフトドリンクだと思って飲んだらめっちゃ強いカクテルでしたー! みたいな甘さと熱さと危うさが全部存分に発揮されていて、ここだけでお腹いっぱいだ。変な汗かいたw
きんぐが退団を決めてしまった今、しーらんは数少ない心の支えだよ……。
あと柚長がいつもどおりのマブさで下級生男役たちを手玉に取っていて、ウッヒョー(^q^)となりました。
ふたご座は、いわゆるコメディの場面ですが、あれを最後までドッカンドッカン客席温めて持っていく紅さんはやはりすごい方だなぁ。
大介先生も見込んで任せたというか、コメディの中でも紅さんにしかできない軽妙さと勢いが求められる場面だよね。
シュウシオツキ氏も少人数口で出てて……まだこの頃はおられたのだなぁ……。
あの暗めで耽美なシーンはかに座だったのか。
ファム・ファタルねねちゃんとヘラクレスちえさん? の駆け引き。
このショー、パリレビュー風の小粋な曲もあり、現代的な激しい場面もあり、こういう耽美な場面もあり、宝塚レビューのダイジェストみたいな構成ですね。
しし座! まっさこー!!! まさこさんの舞台姿、本当に好き。
美しいよね~。大太刀に通じる美しさがある。
中詰めは、過去の名ショー主題歌ダイジェスト(?)。
ここがおとめ座だったのかな。
LUCKY STAR!! とかあって、
「タータンの築いた歴史がこうして受け継がれているんだ……」
と、妙に感慨を抱いたりw
ナルシス・ノアールのアレンジはセクシーでカッコよかったなぁ。
えりあゆが再演してたショーだけに、ちょっと悔しいw
ねねちゃんのセ・マニフィークはもはや発明のレベルね。
これだけで大介先生は功労賞モノだと思う。
ってか本当にどっかのタイミングで功労賞として1~2年留学休暇をあげてくれ。まさおちゃん卒業とかの折に。
ひとつのショーとしてはまとまりの無い構成で、目まぐるしさ・消化不良感が否めないけど、「タカラヅカ」のプレゼン資料としてなるほどと納得が行く作品ですね。
何より、星組の熱さとちえねねのダブルスターっぷりが感じられる。
こういう楽しみ方もできるんだなぁ、宝塚は。
ヒーローがお父上の母語でいっぱい歌っていたことに感動。