ヅカ式宝塚鑑賞日記

小並感千本ノック

星組『宝塚ジャポニズム~序破急~』台湾公演

これ……本公演のとき、星組星組子ファンの皆さん、よく通ったなぁ……。

めぐあい2とエトタカで通えてたのかな……。

そいや星ファン(というかちえさんファン)の口から公演に関する不満ってあんまり聞かなかったな。

ちえさんが出てればとりあえず良かったのかな……。

 

「眠くなる」って声が多数だったけど、理解した。

メリハリがなくてメリばっかりが続くんだね……。

 

オープニングが暗い。

「序」だからってことだろうけど、薄暗く静かなちえさんのピンスポから始まって、ずっと明度が低い状態が続く。

だんだん人数が増えて徐々に徐々にテンポや音量が速く大きくなってはいくんだけど、そのインターバルが長すぎる。

 

いくら日本ものショーだからって、幕開けくらいはさぁ……華やかにパァン! と来てほしくないですかどうですか。

月組の「をどり」はラッキーだったなぁ、賑々しくてチョンパでメデタヤナーでヨーイトナーで……。

 

さくらの花びらが散るような振り付けはきれいだったけどね!

あと並み居る路線娘役の中で、オープニングの娘2ポジション獲った柚長まじエーヤンだった。

今年のおとめの「演じてみたい役」はスカーレット・オハラらしいですね。

既に演ってるような気がしてくるね。

 

まさかの仏像シーンが「破」に当たるのかな……?

男声でお経が流れるのは、まぁ、男声のオペラが挿入されるショーとかもあるから、無しじゃないかな……? とは思うけど、びっくりはするよね……。

ジェンヌが読経したら良かったのかといったら、そうとも限らないしね……?

でもやってくれてたら面白かったな、読経ジェンヌ……。

美声の男役揃えて、ねぇ……。

 

あっ、仏像エグザイルは結構面白かったです。

ネタとしては面白いパートだったのではないでしょうか……。

 

「急」の小芝居は必要だったのでしょうか。

あそこでこそ明るく華やかで賑やかでパッとしたシーンを持ってくるべきだったのでは……。

 

まぁなんというか、集中して観られる場所がものすごーーく少ない。

頑張って舞台に意識を向けてないと、すーぐ気が散ってしまう。

植爺、和物ショーに関する引き出しは多いんだろうけど、なぜその引き出しを選んだ、感が否めない。

「宝塚をどり」は恵まれていたんだな……という感想です。植爺のまさおちゃん愛のなせたわざだろうか。