ヅカ式宝塚鑑賞日記

小並感千本ノック

雪組『ゴールデン・デイズ』

 いやーっこれはなかなか!

なかなか良いんじゃないでしょうか!!

好きです、これ! 

訳わかんない! けど、小粋でオシャレ! な三木先生です。

 

主題歌が有名ですが、実際にショーとして上演されているのを見るとやはり違う。

大階段のセットがきんきらきんw

そして全員のお衣装も同じくらいきんきらきん。

金ホイルみたいな金です。

しかしお衣装よりタカラジェンヌの方がきらきらしているのにびっくりする。

そうやってあらゆるものがきらきらしている中で、あの明るいテーマ曲を歌われると、なんだかこの世にこんな輝くものがあることへの感動で泣けてきます。

 

あとこれサヨナラ公演なんですよね。

組内に次期トップがいる場合、サヨナラ公演って、トップスターが男役を修めた卒業祝いと、新しいトップが生まれるお祝い、両方の意味合いがあると思ってるんですが、このショーは特にその色合いが強いように思う。

イシさんかなり大活躍でした。18年前の公演のはずなのに、なぜか今とあまり見た目年齢変わらないイシさん。

 

そしてまた真ん中が高嶺ふぶきさん・おハナ様・イシさん・たかこさんで、歌の王国なのだ。売り出し中の若手スターにとうこさんもいるしね。

耳が完全にストレスフリー。これはとてもすごいことですよ……。

ついでに言うと、後ろにチハル兄貴とかすっしぃさんとかもいて、マジ黄金時代! ってなる。

 

テーマはアメリカの黄金時代だったんですね、なるほど。

ジャズがメインだったから、私聴いてて楽しかったんだw

 

マンハッタンのシーンがすごく格好良かった……。

あと銀髪ボブかつらのおハナ様が完全に天野喜孝絵で、

「初期ファイナルファンタジー……」

ってなった。イシさんといい、雪組天野喜孝度が高いな……。

 

イシさんと高嶺さんがダンス勝負?をするToo Hotの場面は圧巻。

めっちゃ激しく踊っていて、ジェンヌさんたちの真剣さがカッコいい! ってなる。

(イシさんは割とこういう、団体賞モノ系のハードな場面で真ん中になってる印象が強い……。)

 

83期生の初舞台作品でもあります。

ロケットのお衣装もキュートだけど甘すぎなくてオシャレだし、振付も凝った感じ。

三木先生はこういうのがやっぱり上手いよな……と思う。

 

パレードも華やか。

OPで使われたきんきらきん大階段がまた出てきて、きんきらきんの組子たちが降りてきます。

おハナ様が白いふわふわファーを首に巻いて出てくるのが素敵。

最近のショーのパレードだとあまりお目に掛からない感じのやつ。

この頃はトップ娘役の羽根がそんなに大きくないんですね。