雪組『JIN -仁-』
いや~、久しぶりに見ましたがなっがいですね~~~!!!
これだけ尺を取っていても、名場面ダイジェストみたいになるっていうね。
観劇前に原作予習しましたが、巻数めっちゃ多くて、サイトー先生よく収めたなって思いました。
けど「日本もので」「雪組みんなが活躍できる」というケイさんの要望を満たし、かつ宝塚らしいラブロマンスもあり、メッセージ性もあり……というのでこの原作を持ってきたチョイスは素晴らしいし、改めて見ても流石だと思う。
慌ただしくダイジェスト状態だけど、各場面を入れることで、各組子に出番や台詞が出来ているんだよなぁ。
愛が詰まりすぎているとも言えるか。
今見ると「あっ、ここにこの子出てたんだ!」っていう発見が多い。
瓦版売りはやっぱり声の良さであすくんだよなぁとか、この当時の江戸に暮らしてても、歌舞伎役者はザッキーを贔屓にしてただろうな……とか……。
この頃はあんりちゃんも少年役を演るようなポジションだったんだねぇ。
要所要所はきちんと押さえてるんだよねまた。
咲と命の話をするところとか、龍馬と運命を受け入れる話をするところとか、大事なところはちゃんとペースダウンして尺を取っているのだよな。
それで他の場面が余計に押されちゃってるってのもあるだろうけど。
あゆっちに大人な女声での歌唱を割り当てているのは流石サイトー先生、あゆっちファン(だと勝手に思ってる)(けど当たってると思う)。
あゆっちの魅力を一番上手く的確に引き出していたのは、やっぱりサイトー先生という気がするなぁ。
トップとしてのあゆっちをプロデュースすることはなかったけど、RSFとこれが観られたから、まいっか……。
トップコンビがきちんとラブラブして結ばれるところを入れているのはありがたいものですね。
生まれ変わってもまた巡りあうってのが、ケイミミの雰囲気にまた合ってて。
(前田慶次良かったけど、えりあゆは生き別れちゃったからなぁ……)(まだ言うし言い続けるぞ)(大野先生大好きだけど!!!)